脊椎動物陸棲化の過程

このホーム・ページは「魚が陸上を歩くまで」という題名の本です。およそ43千万年前に肺を獲得した魚類34千万年前頃に陸上を闊歩するまでの、シルル紀、デボン紀、石炭紀初期に渡る9千万年間の進化の過程を追った4章からなる内容になっています。

1章でこの9千万年間の地球環境の変遷を、第2章で魚類から四肢類までの進化の概要を述べています。第3章では体を構成する器官の9千万年間の進化の過程を、骨格、歯、鰭/四肢、皮膚、感覚系、循環系、代謝系、生殖系のおのおのについて追っています。第4章では、第1章から第3章の結果を踏まえて、肉鰭類が上陸する過程を物語風にまとめています。

脊椎動物の陸棲化ということで400件を越す論文や本を引用文献としていますので、幾分専門的なところもありますが、進化生物学に関する高校生程度の知識があれば理解できる内容になっていると思います。

 

ホーム・ページ作成が初めてなのでかなり構成や配置が悪く、読みにくいかもしれません。新書版程度のボリュームなので、急ぐ方は4章だけ、さらに結論だけ見たい方は第4章の図1か表1に目を通すだけでも内容を大体把握できると思います。

 

ご批判、ご意見等を入れて今後さらに内容を充実させていきたいと思っています。